まもなくにんにくの植え付け時期がやってきます。
今更ではありますが、昨年から今年にかけて育てたペットボトル栽培のにんにくがどうなったのか、結果をまとめました。
この結果を踏まえて、すでにわかっている改善点もありますし、今年もペットボトル栽培をやってみるつもりでいます。まだミニトマトが収穫できているのですが、空いているところで地植え栽培もちょっとやってみようかな?
1回目の追肥後やったこと

2月の終わりに追肥
水はけが悪い土のため肥効がしばらく保たれることを懸念して、追肥は液肥を1回だけにしました。
冬越し対策
- 簡易温室に移動
- ペットボトルのまわりに新聞紙を巻きつけて保温
なんとか冬は越せましたが、わっさわっさと葉の茂った元気な株とはならず……。ペットボトル栽培なので畑のようにはいかないまでも、本来はもうちょっと元気な株なのでは?と思うくらい、ほっそりした感じでした。土の水はけの悪さから、追肥を控えてしまったことが原因かもしれません。
収穫

通常は5月下旬~6月頃。(寒冷地はもう1ヶ月ほど後)
下の方の葉が黄色く変化してきたら、にんにく球が肥大して再び休眠に入ったサイン。収穫は葉が半分から3分の2程枯れた頃に行うとのことです。
しかし私の株は5月中旬前に葉が枯れ始めたため、通常より早目に収穫しました。早目に枯れ始めたにんにくはあまり球が太っていないかもしれないのですが、日数をおきすぎると土の中でだめになることもあるそうです。
結果発表~♪
小さいながら、球になったにんにくが収穫できました! でもちっちゃい……。



とはいえ長期間株を見てきたし、冬越しなど心配なことも多かった。そして何より土の中の球はまったく見えない! なので「一片のにんにくから、よく球になったねぇ。」と、収穫はミニトマト以上の感慨深さがありました。
小さくて1回に数片必要だったのですぐになくなってしまいましたが、フレッシュなうちに料理に使うことができました。
今年はこうやる!
土の水はけが悪く、スタートから良くはないことがわかっていたペットボトル栽培でした。なので、今年は水はけのよい土を使って、通常の追肥ができるようにする!
地植えにも挑戦してみようかと思っていますが、畑の水はけが良くないからなぁ……。にんにくを植えるところだけピンポイントで土壌改善できるといいのだけど。
「2023年収穫結果 にんにくのペットボトル栽培」のまとめ
小さいけれど、ペットボトル栽培でもにんにくは収穫できました。
収穫までにんにく球がまったく見えない分、収穫できた時のうれしさはひとしおです!
今年やってみようと思われたそこのあなたへ。土は水はけの良いものを使いましょう! 水やり・追肥で悶々と悩まなくてすみますよ。
植え付け時期は9月~10(11)月。ペットボトル栽培はわりと手軽に始められます。手順等詳細はこちら。
余りにんにくでも栽培可能ですが、種子用にんにくを使うと発芽率も生育も良く、充実した収穫への成功率UP! ネットでも手軽に買える量とお値段のものがあり、こちらで紹介しています。

2年ペットボトル栽培をやってみて、にんにく球がいまいち大きくならなかった原因についても考察しています。これから始める方、これまで満足いく大きさに育たなかった方の参考になるかもしれません。