クセ毛・硬い髪におすすめのコンディショナー　扱いやすくおさまりの良い髪に！

“硬い・太い・クセあり・多い” という4重苦を持つ扱いづらい髪で、数十年間ヘアケア商品ジプシーだった私が、定番にしようと思ったコンディショナーをご紹介します。取り扱いが少し面倒と感じるかもしれないのですが、髪の状態が良くなることを思えば、そんなにたいした手間ではない気がします。そしてかなり長く使えたので、コスパも悪くないように思われます。

似た感じの髪質で悩んでいる方に、ぜひ一度試してみてほしい一品です。

困った髪質について

冒頭に記したように、私の髪は “硬い・太い・クセあり・多い” という4重苦を持つ扱いづらい髪です。クセもまとまりのあるウエーブとかだったらかわいげもあるのかもしれないけど、１本１本が勝手な方向を向いてゆるくうねっている、特に雨の日にボワッと広がってしまうタイプの厄介なやつです。強いクセでないだけマシなのかもしれないのですが……。そして硬くて太い。いわゆる剛毛というのでしょうか。指に刺さる髪ってご存じ？　信じられないかもしれませんが、本当に刺さるのですよ。さらに多いので、若い頃ロングだった時はポニーテールは重みで落ちてきやすく、三つ編みもしめ縄並みでした。

年をとるにつれ髪の勢いが衰えることでの悩みが出てくると聞きますが、私は全くその気配なし。ずっと担当してもらっている美容師さんに、私の髪はどのくらい経ったら髪が細く毛量が人並みになるか聞いてみたところ、「70歳とかにならないと無理かもね～。」とのこと。

若い頃はもっと切実な悩みだったけれどそんな時期はとうに過ぎ、ヘアケア剤の選び方やら適した髪型やらをウン十年も試行錯誤してきた結果、ある程度のコントロールはできていると思います。でも、もっといい物はないかと思う気持ちは止められず、地味にヘアケア商品ジプシーは続いておりました。

理想のシャンプー＆コンディショナー

• まずノンシリコン
  でも理想的な髪質になるのなら、シリコン入りも可とするか……という気持ちも捨てきれず
• 洗浄力が強すぎないシャンプー
• できるだけ体に良くない成分を使ってないもの
• できればそこまで高価でないもの

といった感じでしょうか。シリコンはあまり良いとされてないようですし、かなりすすいでもヌルつきが落ちきらなさそう（だから髪の手触りが良くなるのか？）なのがどうも嫌なので。以前短期間ですが、「体にいいとか悪いとかすっ飛ばして、とにかく髪質が理想的になるのなら、シリコン入りでもなんでもいい！」と、良さそうだと思ったシリコン入りトリートメントのお試しサイズをいろいろ使って、これ！というものを探そうとしていた時期がありました。でもしばらくすると、その長さの髪にしてからは見たこともなかった枝毛を結構な量で発見。シリコンが原因なのかはっきりしたことはわかりませんが、他に思い当たることがなく……。それほど良い髪質に改善された点も特に見られなかったので、またノンシリコンタイプのシャンプー＆コンディショナー探しに戻りました。

クセがある髪は乾燥気味で広がりがちなので、コンディショナーはしっとり系でないと髪がおさまりにくいことが多いです。ダメージヘアやカラー・パーマ用のものは重めで保湿重視タイプになるので、そちら系を含め数々の商品を使ってきましたが、リピートしたいと思う程のものには出合えていませんでした。（そういえばシャンプーも3回目のリピートを考えているものがあるので、別の機会にご紹介したいと思っています）

ethique（エティーク）のコンディショナーバー

私のおすすめはエティークのコンディショナーバー、guardian（ガーディアン）です。

エティーク はニュージーランド生まれ。全てのパッケージはプラスチックを使わず、 廃棄物まで環境に配慮したヘアケアブランドとなっています。
シャンプーとコンディショナーは成分を凝縮した固形タイプ。ノンシリコン ＆天然由来原料100%＆15のフリー処方で“パラベン、合成着色料、合成香料、ラウレリウ硫酸Na、鉱物油など”を使わず、髪と頭皮に優しい処方。
シャンプー・コンディショナーともに数種類あります。

エティーク｜コンディショナー バー
ザ ガーディアン 60ｇ

■乾燥・ダメージケア/うるおいツヤツヤヘア■
＜ヘアタイプ＞
うるおいとツヤ欲しい方・サラっとした指通りの髪に仕上げたい方・すこやかな髪を維持したい方・ダメージケアもしたい方
＜製品概要＞
髪と頭皮に必要なものだけを必要なだけ配合し、自分史上の理想の髪質へと導く処方が特徴。

ギュッと濃縮したシンプルリッチな美容液成分が髪に浸透し 、ツヤやかで指通りがサラッとした弾力のある髪に導くコンディショナー バーです。

＜特長成分＞
・モイスト成分：ココナッツオイル（ヤシ油）、グリセリン
・ツヤ成分：ライム油、マイカ
・ダメージケア成分：パンテノール、カカオバター（カカオ脂）

＜香り＞
ライム

引用：ethicame ( https://ethicame.com/shop/products/ET000110 )

サイトには成分と、シリコンなど15種のフリー成分についても載っています。

固形タイプですので、洗髪後、髪の毛にバーをすべらせるようにして全体になじませ、すすぎます。
私は特に感じていないのですが、液体タイプに比べると使いにくいと思われる方もいるかもしれません。でも髪が扱いやすく満足いく感じに仕上がるのであれば、このくらいのめんどくささだったら許せる範囲ではないかなという気がします。

ご存じかと思いますが、髪質はそうそう変わりません。ヘアケア剤による改善もなかなか難しいものですが、ガーディアンを使うと、私は髪が少しやわらかく手触りが良くなり、全体的におさまりが良くなりました。決してクセがなくなるわけではないのですが、いい塩梅に落ち着く感じ。私はまとまらないゆるいうねりが少しきれいに見えればと思って、「ストレートヘアではないのですよ～」程度のゆる～～いパーマ（ヘアアイロンで髪の中ほどに半カール程度つけた感じ？）をかけています。それが落ちてしまうと困るのですが、パーマは残しつついい塩梅のボリュームに保ってくれています。しっとり系のコンディショナーの中には、クセが伸びて結構ストレートっぽくなるけれど髪がペタンとしてしまうものがあったりもします。髪のボリュームをとにかく減らしたいという方でなければ、ガーディアンは合うように思います。
また、ものによっては、翌日起きると変なクセがついていたり毛先がはねやすいものがあったりしましたが、そうならないところも良いです。

そしてかなり長持ちした記憶があります。商品説明には“コンディショナーバー1個（60ｇ）で350mlのプラスチックボトル5本分”と記載されていますが、長く持ったとはいえここまでの量には相当しないと思います。それでもコスパとして考えると悪くなかった印象でした。使用量には個人差があるので何とも言えませんが、次回は開封日を記しておいて、どのくらい持つか期間を計ってみようと思います。（新しいガーディアンを早く使いたいのだけど、上の画像のかけらがなかなかなくならない～）

髪質とお悩みから、よりご自分に合うものを探してみてはいかがでしょうか？

コンディショナーバー使用の注意点

• 固形は溶ける！
  浴室に置きっ放しは厳禁です。ケースに置いておいた場合、換気していても接地面から柔らかくなり形が崩れていきます。なので、入浴のたびに洗面所から持って出入りすることをおすすめします。

• 小さくなったら使いづらい＆割れる！
  髪に滑らせて使用するので、小さくなると使いづらいです。そして、薄くなってくると割れます。
  でもご安心を。割れたり粉々になったものでも、ひとかたまりに戻せます。

販売サイトでは

①合体させる
　かけらを集めてぎゅっと握りボール状にする
②溶かして固める
　小さくなったバーを乾燥させて、カップや水差しに入れる
　電子レンジで10秒おきに加熱
　溶けたら型に入れて固まるまで待つ

という方法が紹介されていました。

私の場合かけらを放置していたら粉々になっていて、握って合体させられるほどの量もなかったため、溶かして固める方式を採用。
余さず使うため、ワックスペーパーでちょうどいいサイズの箱を折り、かけらを入れレンジで溶かして放置。固まったらペーパーを外してひとかたまりにしました。

実はワックスペーパーがレンジにかけてはいけない素材とは知らなくて使っていました。（まぁ、食べるものではないので、良いのかもしれませんが）　レンジで使う場合は、クッキングシートやオーブンシートが推奨されるようです。

「クセ毛・硬い髪におすすめのコンディショナー」のまとめ

“硬い・太い・クセあり・多い” という難ありの髪でお悩みの方には、エティークのコンディショナーバー、ガーディアンがおすすめです。

おさまりの良い髪になり、髪のハネや変なクセもつかないので、朝の支度も楽になるのでは。何より髪の嫌な部分が気になる機会が私は格段に減りました。長持ちするところもgood。
取り扱いが少しめんどうだと思う方もいるかもしれませんが、それを補って余りある満足感が得られる可能性がありますよ。気になった方は一度お試しを。